内容紹介
疲弊する組織、離職率の高い会社に共通する“あるある”を反面教師として、改善策を心理的アプローチとともに解説。
「社員がやる気をなくす」には共通パターンがある。モチベーションを下げる要因の取り除き方を改善策とともに解説。
出版社からのコメント
◎モチベーションを高めるためにすべきは、まず「下げる要因」を取り除くこと
会社や上司は社員のモチベーションを高めることにばかり意識が向きがちだが、まずやるべきは「モチベーションを下げる要因(やってはいけないこと)」を取り除くことである。とくに最近の若手は、やる気をそぐようなことをしなければ自然と前向きに仕事に取り組んでいく。
◎疲弊する組織や会社の「あるあるケース」を反面教師に、改善策とともに解説
「社員がやる気を失っていく」には共通するパターンがあり、疲弊する組織や離職率の高い会社の「あるあるケース※下記」を反面教師として、改善策とともに解説する。
社員がやる気を失っていく上司に共通するパターン ※一部抜粋
・理由や背景を説明しない
・一方通行の指示をするだけ
・コントロールできる部分を与えない
・話を聞かずに結論を出す
・言うことに一貫性がない ・感覚だけで評価する
組織が疲弊していく会社に共通するパターン ※一部抜粋
・いつもピリピリしている
・個人が仕事を抱えすぎている
・仕事を押しつけ合う
・前例ありき、過去の成功体験から抜けられない
・管理職が逆ロールモデル ・長期的な展望を描けない
◎あなたの組織では「見えない報酬」を大切にしていますか?
著者は「組織心理」をリクルートで学び、ファーストリテイリング、ソフトバンクでトップに近いポジションで「モチベーションが自然に高まる仕組み」を実践してきた。本書では、その経験をもとに、自己効力感、心理的安全性、ライフ-キャリアレインボーをはじめ最新かつ普遍的なキーワードとともに、金銭的報酬だけでなく「見えない報酬」を大切にする仕組みを余すことなく紹介。
目次
第1章
企業力格差は「モチベーション」に起因する(「やる気」は個人の問題ではなく、職場の問題;モチベーションを高めるためにすべきは、まず「下げる要因」を取り除くこと ほか)
第2章
「社員がやる気を失っていく上司」に共通する10の問題と改善策(目を見て話さない。目を見て話せない―メンバーとまともに向き合わない上司;理由や背景を説明しない―「意味のない、ムダな仕事」と思わせる上司 ほか)
第3章
「組織が疲弊していく会社」に共通する15の問題と改善策(個人が仕事を抱えすぎている―不平等で不満ばかりの組織;仕事を押しつけ合う―全社的視点、協働の意識がない組織 ほか)
第4章
こうして社員が変わり、会社も変わっていく―「組織心理」に基づいたマネジメント(創造性を求められる時代、緊張感は逆効果―「心理的安全性」の確保が大前提;チャレンジする勇気を生むモチベーションの源泉―「自己効力感」を意識する(セルフ・エフィカシー) ほか)
著者
松岡保昌(マツオカヤスマサ)
株式会社モチベーションジャパン代表取締役社長。人の気持ちや心の動きを重視し、心理面からアプローチする経営コンサルタント。1963年生まれ。1986年同志社大学経済学部卒業後、リクルートに入社。『就職ジャーナル』『works』の編集や組織人事コンサルタントとして活躍後、2000年にファーストリテイリングにて、執行役員人事総務部長として当時の急成長を人事戦略面から支える。
その後、執行役員マーケティング&コミュニケーション部長として逆風下での広報・宣伝の在り方を見直し新たな企業ブランドづくりに取り組む。2004年にソフトバンクに移り、ブランド戦略室長としてCIを実施。福岡ソフトバンクホークスマーケティング代表取締役、福岡ソフトバンクホークス取締役として球団の立ち上げを行う。また、AFPBB News編集長として、インターネットでの新しいニュースコミュニティサイトを立ち上げる。
現在は、経営、人事、マーケティングのコンサルティング企業である株式会社モチベーションジャパンを創業。筑波大学大学院 人間総合科学研究科 生涯発達専攻カウンセリングコース主催「キャリア・プロフェッショナル養成講座」修了。国家資格1級キャリアコンサルティング技能士、キャリアカウンセリング協会認定スーパーバイザーとして、個人のキャリア支援やキャリアコンサルタントの指導育成、企業内キャリアコンサルティングの普及にも力を入れている。
著書『人間心理を徹底的に考え抜いた「強い会社」に変わる仕組み』(日本実業出版社)。

